荻原規子/中央公論新社
★★☆
失恋した上田ひろみは制服姿のまま、ベッドで泣き続け、ふと我に返った時には、見たこともないような川の畔に浮かんでいた。
そこはまるでアラビアンナイトの世界にしか思えなかった。そしてひろみは、魔神族(ジン)のジャニとして、謎の青年・ハールーンの供として旅をする。やがて、ジャニは王国の王位継承問題に巻き込まれていき・・・。
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アラビアンナイトの世界、というのに惹かれた本。ひろみが考えるようにドナルド・ダックの呪いだったのかは分からないけれど、そのお蔭で、彼女がとても大きなものを得られたのは確か。
まるで無敵のようなジャニ。けれどだからこそ起こる問題の数々。彼女が、それを一つクリアするごとに、こちらもワクワクしてしまう。
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