梨木香歩/新潮社
★★★★★
高校時代の亡き友の実家に住み込みで管理することになった綿貫。此方と彼方の世界をあるがままに受け入れて暮らす彼。
庭の百日紅に懸想され、小鬼が住み着き、飼い犬は河童と懇意になる。掛け軸を通じて、亡き友が尋ねて来る。
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「我輩は猫・・・」の時代や雰囲気を思わせるけれど、私には断然こちらの方が魅力的な世界で、作品です。
目の前にあるものを、そのあるがままに受け入れることができた時、人の世界は広がるのかもしれない。もしかしたら、「見えない、あるわけない」と思っているから見えないだけで、私の目の前でも同じような出来事が起こっているのかも・・・!?
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