小野不由美/新潮社(文庫)
★★★★
帝都・東亰の誕生から、29年の歳月が流れ、いつしか夜は人のものではなくなりつつあった。
人を突き落とし、全身火達磨で姿を消す火炎魔人。鋭い爪で人の顔や体を切り裂く闇御前。子供が姿を消す直前に見かけられる人魂売りや、生首と共に現れる首遣いまでもが跋扈する東亰。
それらの奇怪な事件は、一見無秩序の出来事のようでいて、やがて鷹司公爵家へと辿り着く。
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